はなたまごの詩


  「happyバードさん おけいこ」

happyバードさんは、唄をうたうことが大好き。
今日は、おうたのレッスンの日。
お家から少し離れた、おうたの教室へ。

生徒は3名。
デザートフォックスのルルーさん、リスのスクワロンさん、そしてhappyバードさん。
ピエール先生のレッスンの始まりです。

絶対音感をもつと言われるピエール先生の体全体で表現する
そのボイストレーニングは、見るものを寄せ付けない圧巻のレッスン。
七色の声をもつピエール先生のレッスン。
「アァ アァ アァ アァ アァ〜♪」
「ラァ ラァ ラァ ラァ ラァ〜♪」
時にはやさしく。
「ファ〜ファ〜ファ〜 フゥ〜フゥ〜フゥ〜♪」
「ラララ〜ランランラン〜ラララ〜ランランラン〜♪」
時には激しく。
「ドゥワ ドゥワ ドゥワ ドゥワ ドゥワワワワワ〜♪」
「グワン グワン グワン グワン グワンググググググ〜♪」
時には厳しく。
「ドベガダジゴブヴグベデゴ ドベガダジゴブヴグベデゴ ドベガダジゴブヴグベデゴ♪」
「ザッバムーン ザッバムーン ザッバムーン ザッバムーン ズンズンズンズン♪」
happyバードさんも先生に負けないように歌い、
レッスンの時間は過ぎて行くのでした。

どれだけの時間がたったのでしょう…
ピエール先生のレッスンも終わり…帰り道。
夕刻の街のラジオから聞こえてくるピエール先生の唄声。
「ダバダ ダバダ ビエ ダバダ ダバダ ビエ〜♪」
「ドゥワァ ドゥワァ ドゥワァ ドゥワァ〜♪」
「シュビドゥ シュビドゥ シュビドゥ ワワワワワワァ〜ン♪」…
ピエール先生の唄に包まれるノスタルジックな街並みでした。
家路へとつながる長い道のりを軽いスキップで、
鼻歌まじりのhappyバードさんでした。ルンルン♪

happyバードさんのつぶやき